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かんとこうブログ

2021.03.15

東京都の実効再生産数が1.0を超えた!

 連日新規感染者数が、前の週を超えたと報道がありましたが、とうとう実効再生産数が1.0を超えました。現在の新規感染者数は、実際に感染したのは2週間近く前であるということはよく知られています。新規感染者数が連続して前の週を上回るようになったということは、2週間以上前から感染が「高どまり」どころか、増加に転じていたということになります。

政治家は、とうに気づいていたはずなのに、あえて「高どまり」と表現していたのでしょうか?下に手元で計算した自実効再生産数の結果を示します。計算式上今から13日前までしか計算できないのですが、とうとう1.0を超えました。

実効再生産数(7日間の移動平均値)は、1月の緊急事態宣言発出以降下がり続けましたが、1月末頃からじわじわと上昇を続け、とうとう228日に1.0を超えました。一日単位での計算では、それよりも早く2月24日に1.0を超えました。言うまでもなく、感染が拡大してきているということです。

そのような状況ではありますが、人出は相変わらず減少していません。週末の人出について、いつものように1都3県のアグープのデータでみてみましょう。

午後3時台の人出を東京都の18か所、埼玉、千葉、神奈川3県の12か所調べています。個々のグラフはもう掲載しませんが、今回の週末は土曜日が荒天であったため、いつもよりは少なかったのですが、その分日曜日に人が出て、トータルとすれば、増加傾向には変わりありませんでした。小池知事をはじめとするStay Homeの呼びかけは届かなかったようです。上の左の図が、東京都と周囲の3県の人出の平均値の推移です。昨年の1月から2月にかけての休日の平均を100とした時の数値の推移です。

上の真ん中の図は、実効再生産数の休日のみの推移です、冒頭述べた通り1.0を超え感染が増加モードに入ったことを示しています。これら4つのグラフは34日時点で321日時点の新規感染者数を予測するために近似式を書かせたときの図ですが、左上の2次式が最も相関係数が高かったのです。この式の極小値をとる日付が228日であり、その後上昇に転じます。この2次式に従えば321日には500人を超える新規感染者が毎日でるということになりました。4日の時点ではこれはありえないとして予想から外しましたが、このままではそうした事態もあり得る状況になったように感じられます。

今行動を自粛しても結果がでるのは2週間先であるとは言え、今からでも遅くはないので、やはり総体的な人出の抑制が必要なのではないかと思われます。

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