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かんとこうブログ

2021.12.20

東京都の実効再生産数はすでに25日間上昇傾向を続けているという事実!

このところ、感染者数の少ない状態が続いていましたので、かつて毎週のようにご紹介していた人流と実効再生産数の数値のご紹介をやめていました。久しぶりに今日はこのご紹介をします。というのは、実効再生産数が、1124日以降ずっと上昇を続けており、直近30日の近似式からも今後の増加が予測されるためです。この背景にはオミクロン株の影響が想像されはしますが、いまだに市中感染については、公式に認められていないようです。

今日の東洋経済法*による実効再生産数の推移と直近30日の実効再生産数とその近似式のグラフをご紹介します。

*算式は「(直近7日間の新規陽性者数/その前7日間の新規陽性者数)^(平均世代時間/報告間隔)」。平均世代時間は5日、報告間隔は7日と仮定。リアルタイム性を重視して流行動態を把握するため、報告日ベースによる簡易的な計算式を用いている。精密な計算ではないこと、報告の遅れに影響を受けることに注意。モデルと監修は現京都大学・西浦博教授。

左のグラフは、9月以降の実効再生産数の推移を示していますが、11月半ばに一度再び1.0を超えた期間が少しだけありましたが、その後再び下降し1.0を下回っていました。しかし、1124日以降は再上昇に転じあとは昨日に至るまで25日間増加傾向が続いています(赤い矢印の部分)

右のグラフは直近30日の推移ですが、明らかな上昇傾向が継続しています。このグラフで近似式を計算させるとわずかに多項式(2次式)近似式のR2乗が線型(1次式)近似式のR2乗を上回りますが、どちらの式を使っても当面は上昇を続けることには変わりありません。つまり当面新規感染者数は増加するという予測になります。

一方で、人流の方も増加の一途を辿っています。手持ちのデータは休日の午後3時台のデータしかありませんので、その推移からの判断に過ぎませんが、水色の縦線を引いた8月のお盆休み以降、人流は増加傾向であり、まもなく感染拡大前の2020年の1月~2月の平均値に到達する勢いです。

個々のデータの推移を下記に示します。場所によってはすでの感染拡大前を超えてきている場所もあります。政府や地方自治体からの年末年始の帰省抑制の呼びかけもこうした状況を踏まえてのことと思われます。

オミクロン株の感染者も着実に増加しているようですので、第6波を現実のものとして対策と準備を覚悟すべき時がきていると思います。

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