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かんとこうブログ

2020.11.30

日本の自動車メーカー10 月の生産台数は回復傾向維持

11月27日に日本の自動車メーカーから10月の生産台数が一斉に発表されました。全体的には前年同期比が回復した9月の好調さをそのまま維持しているというところかと思います。ただし日産と三菱は依然苦しい状況のようです。

トヨタ、日産、ホンダのTOP3ですが、いすれも国内生産の前年同期比の数値は9月よりも改善されていますが、日産はまだマイナスに留まっています。世界生産の前年同期比ではトヨタ、ホンダが9月よりやや下降気味ながら前年同期比超えであるのに対し、日産のみ上昇傾向ながら前年同期比割れが続いています。

国内生産前年同期比については、スバル、マツダ、三菱とも改善されていますが、三菱のみ前年同期比が依然マイナスです。世界生産では全般に横ばいですが、国内同様三菱のみ前年割れの状態が続いています。

国内生産前年同期比はダイハツが上昇、スズキが下降ですがいずれも前年超え、世界生産前年同期比では、いずれも改善傾向ですが、スズキは前年を20%以上超えてるのに対し、ダイハツはわずかに前年同期に届いていません。

以上を前年同期比だけ取り出してグラフを書いてみました。

10月時点で前年を下回っているのは日産、三菱の国内/世界生産とダイハツの世界生産だけになりました。また1-10月の累計でみると、いずれも前年同期を超えていないながら、ダイハツ、スズキの軽自動車メーカーの国内生産がその中では最も落ち込みが少なかったことがわかります。

10月も、全般に回復傾向維持でしたが、みたび感染が広がっている中、やはり感染状況が今後の動向の鍵を握ることは間違いありません。明日は、乗用車の生産台数のコロナ禍前後の推移をリーマンショック時の推移と比較した結果をご紹介します。 

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