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かんとこうブログ

2022.11.28

第8波はとても緩やかに拡大中?!

11月18日に書いたブログ記事の続きです。あれから10日近く経ちましたが、以前実効再生産数は1.05付近をうろうろとしています。新規感染者数は確かに増えてはいるものの、増加のスピードが第7波とまるで違っています。赤い三角が示しているのが新規感染者数(7日間の移動平均)が増加に転じた日ですが、第7波と第8波ではあまりに違っていることが明らかです。(下図:東洋経済新聞社のコロナ特設サイトのデータを基にグラフ化)

両方のグラフは新規感染者数が増加に転じた日から48日間の推移を示しており、縦軸の幅は揃えてありますので、そのまま比較可能です。こうした感染拡大の速度は、実効再生産数に反映されるのですが、第7波と第8波の実効再生産数を比較してもさほど大きな差異はありません。(下図:同様に東洋経済新聞社のコロナ特設サイトのデータを基にグラフ化)

第7波の場合、実効再生産数は最大値は1.24でしたが、第8波は今のところ1.11に留まっており、最大値を記録したのは11月の6日、7日、11日と言う具合にもう2~3週間も前のことです。実効再生産数だけみれば、すでにピークを越えたとも見れないこともありません。それで18日には「このままいけば、第8波の感染者数のピークは第7波よりも大幅に低くなるのではないか?」という希望的観測を書いたわけです。

先日のニュースでもこのことが取り上げられていましたが、第8波の感染拡大のスピードが緩い原因について、第7波においてこれまでにないほど大量の感染者があったため強力な免疫を保有する人の割合が増えたためではないか?」とコメントしていました。もしそれが第8波の感染拡大のスピードが遅い真の理由であるならば、実際にピークの感染者数も第7波に比べて少なくなるのではないかと推測されます。

ただ上の実効再生産数のグラフの右端を見ていただくとわかるように、これまで下降気味だった実効再生産数が25日以降3日連続で上昇していますので、このまま終わるかどうかはわかりません。いずれにせよ感染者数と同じくらい実効再生産数の動向に注目する必要があるのではないかと考えています。その理由は前回も書きましたが、第6波も第7波も実効再生産数のピークの約1か月後に、新規感染者数のピークがきているためです。実効再生産数のピークの時期と大きさがその後の新規感染者数のピークの時期と大きさの目安になるのではないかと考えるからです。

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