かんとこうブログ

令和５年５月１９日（金）午後４時から、上野精養軒、あやめの間において、第５８回通常総会が、4年ぶりとなる対面で開催されました。コロナ禍の３年間は書面議決やオンライン開催の止む無きにいたりましたが、ようやく出席者は原則各社1名という条件つきながら、対面で開催することができました。総会の出席者は、組合員２９社３２名、松本賞受賞者９名など併せて５０名となりました

定刻に至り司会者米原洋一（事務局）が開会を宣し、冒頭、寺内裕雅理事長より以下の挨拶がありました。

「塗料業界においては、経産省の統計による令和４年１月から１２月の塗料生産量は金額こそ前年比増となったが、数量は減少した。金額の前年比増は、原材料高騰により製品値上をお願いしたことによるものであり、塗料製造業の上場各社の決算を見ても増収減益基調に終始しており、大変に厳しい状況が続いているとの認識は変わるところがない。このような状況下、当組合では、タイムリーな情報提供をこころがけ、大塗協と連携した原材料アンケートの実施、インボイス制度やＳＤＧｓ、ＣＯ２排出量算出支援システムなど時代の要請に即した企画を実施してきた。新年度では、進化したハイブリッドシステムを志向し、この３年間休止せざるを得なかった大阪塗料工業協同組合との交流事業も今後は再開をしていきたい。」などと述べられました。そして最後に本総会を機に退任される役員を紹介し挨拶を締めました。

今総会で退任された役員の方々が以下の通りです。山一化学株式会社　関谷憲弘様（平成27年から理事4期8年間）、大伸化学工業株式会社　杉浦久毅様（平成21年から理事7期14年間、日本化工塗料株式会社　塩田　淳様（平成29年から理事/技術環境委員長3期6年間）、大宝化学工業株式会社　小笠原敏明様（昭和61年から理事19期37年間　ほかに物流VAN委員長）

司会者から本日の第５８回通常総会は、定足数を満たしたので有効に成立する旨を告げられたのち、議長の選出について諮ったところ、満場一致をもって百目鬼健理事が議長に選出されました。議長からの挨拶ののち議案の審議に入りました。

第１号議案　令和４年度事業報告書及び決算関係書類承認の件　および　第２号議案　令和５年度事業計画、収支予算並びに経費の賦課及び徴収方法決定の件　は異議なく承認され、第３号議案　　役員改選の件に移りました。

指名推薦制により以下の理事21名、監事3名が推薦され、議場に諮ったところ異議なく承認され、当選者は全員それぞれ就任を受諾しました。（太字：新任）

理　事　21名　神保敏和、篠原幸治、戸次　強、高橋重幸、百目鬼健、本橋洋一、松村正浩、川口　武、西村美彦、　松井聞吉、根本幸宏、田谷　純、野川隆幸、細谷義憲、萩本文雄、藤倉康晴、加藤大輔、北林隆一、寺内裕雅、兒玉利行、吉田善彦、 

監　事　3名　花田和裕、堀越　進、鹿乗将司

新役員選出後、その場で新役員による理事会が開催され、審議の結果、理事長（代表理事）１名、副理事長３名が選任されました。それぞれそが就任を承諾しました。

理事長　寺内　裕雅（再任）、副理事長　百目鬼　健（再任）、副理事長　神保敏和（再任）、副理事長　　　篠原幸司（新任）

新理事長はあわせて各委員会委員長を指名し、指名された各氏はそれぞれその就任を承諾しました。

企画委員長　寺内理事長、総務委員長　百目鬼副理事長、技術環境委員長　根本理事、生産性向上委員長、北林理事、業務効率化委員長　高橋理事、教育研究委員長　戸次理事、事業委員長　兒玉理事

以上で理事長（代表理事）選任のための理事会が終了し、総会が再開され、寺内新理事長が再任の挨拶を行いました。以上をもって第５８回通常総会の議案全部の審議を終了しました。総会のあと永年勤続表彰と松本賞の表彰が行われました。

永年勤続役員表彰　永年勤続役員として、次の方に表彰状ならびに記念品が贈呈されました。

勤続１０年　藤倉化成株式会社　加藤大輔様、勤続２０年　ミカサペイント株式会社　寺内裕雅様　　　　（寺内様は令和元年に勤続２０年を迎えていましたが、事務局のミスで表彰漏れとなっていたため、今回令和元年度に遡って表彰を行ったものです）

松本賞表彰　令和４年度松本賞「改善提案」上位入賞提案（以下）を表彰しました。

受賞された皆様の記念写真

以上で総会および表彰がすべて終了し、このあと懇親会が行われました。