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かんとこうブログ

2023.12.11

今日は朝焼けがきれいでした

今朝家をでるとき、朝焼けがとてもきれいでしたので、思わず写真をとりました。(下の写真)東の空の広い範囲が赤く染まっていました。ということで今日は朝焼けについて調べたことを書いてみます。

まず朝焼けがなぜ赤いのか?です。これは夕焼けが赤いのと同じ理由です。ウエザーニュースの記事を引用させてもらいます。

明け方や夕暮れは、太陽の位置が地平線近くにあり、大気中を通過してくる距離が長くなります。このため光の成分のうち、散乱しやすい波長の短い青や紫の光は散乱しきって消失し、赤やオレンジ、黄色といった光が目立つようになるからだと説明されています。逆に昼間は光が通過する大気の層が薄く、よく散乱する青色ばかりがめだつことになるため、空が青く見えます。

これで朝焼けが赤い理由がわかりましたが、朝焼けと天気との関係はどうなのでしょうか?俗に、夕焼けは好天、朝焼けは雨天の前触れと言われます。これはただしいのでしょうか?これについては、中部ラジオのサイトからアナウンサーで気象予報士の方の話としてわかりやすい解説がありましたのでご紹介します。

結論からいうと朝焼けがきれいな日は雨が降るというのは原則、春秋限定だそうです。移動性高気圧が次々に通過していく状況下であれば、西の空の夕焼けはこれから来る高気圧のサインであり、東の空の朝焼けは、過ぎ去っていく高気圧のサインだからです。しかし、冬場においては、太平洋側では好天が続くことが多く、朝焼けが必ずしも高気圧の通過を意味しておらず、朝焼けも夕焼けもきれいですっと晴れていることがありえるということです。

朝焼けにまつわる天気の話をご紹介しましたが、こうしたさまざまな自然現象から天気を予想することは昔から行われてきており、さまざまなことが伝承されています。こうしたことを「観天望気」といい、自然と生活の関わり合いが深い農業や漁業の関係者に活用されてきました。そしてその多くは、現在の気象学と当てはめても科学的な根拠がある場合が多いといいます。

冒頭の朝焼けが赤く見える理由のところで、書き忘れたことがありました。それはどういう条件がそろえばきれいな朝焼けになるかということです。調べてもはっきりとはわかりませんでしたが、大気中に存在し、光の散乱に関係する物質である水蒸気、塵などが適度に存在していることが必要なようです。となると湿度が適度であることは条件になりそうです。

それから、朝焼けの天気との関連のところで冬は関係性がないと書きましたが、今日に限れば夕方から雨の予報ですので、観天望気の言い伝えは当たっているようです。

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