かんとこうブログ
2026.06.18
中東情勢に伴う重要物資の安定的な供給確保のためのタスクフォース6月11日の経産省資料
内閣府のHPに掲載されている掲題会議の資料より、経産省資料(下記接続先)の中で塗料、塗装に関係する分をご紹介します。
この第10回タスクフォースとしては、主には、原油について7月分が必要量を超えて調達できたことが報道されていましたが、塗料、塗装関係も5ぺージほど関係するところがありましたので以下にご紹介します。
最初は相談件数の推移です。

4月中は、燃料油を除き最も相談件数の多かったシンナー・塗料関係ですが、5月中に漸減し、6月に入りかなり少なくなった模様です。

6月2日の第9回タスクフォースで発表のあった石油元売りからの供給ルートを確保することで、最大で例年の1.8倍まで大幅な供給拡大を図る件につきましては、申請受付を開始し、実際に18日(本日)に原料が到着しシンナーの増産が開始される予定であること、数量的には輸入品を使用する必要がなくなるであろうことなどが報告されています。

上述の供給増の取り組みに関連し、川中、川下の各段階で「目詰まり・偏り解消等の取組を進めている団体名・企業名を経産省HPで公表する。」ことになったようです。この狙いは、「目詰まり・偏り解消の取組を今まで以上に業界横断的に広げていく」ためと説明されています。
また中小製造業の目詰まり解消について、「目詰まりの情報を収集し、中小企業庁においてヒアリングを行った上で、地方経産局がその解消に取り組むことで、目詰まりの解消を加速化」することが謳われています。

最後に建設工事業を含む中東情勢不安による影響が大きいと思われる業種に関して、不況業種の追加指定を行うことが書かれています。この追加指定により全業種1169業種のうち、4月指定の520業種に加えて、583業種が指定されることになりました。
以上が第10回タスクフォースに提出された経産省の資料のうち塗料・塗装に関係する内容です。