かんとこうブログ
2026.07.10
自動車輸出の4月、5月・・再び「台あたり単価はもどったか?」
今回も4月5月の2か月分まとめてご紹介します。地域別に輸出台数、金額、台あたり単価の推移を示します。

図中の▲はそれぞれ1月、5月、8月のいずれかを示しています。対米輸出では、台数については1,5、8月の変動以外に大きな変化はありませんが、金額では2025年の4-6月にトランプ関税の影響で大きく落ち込み、そのため単価(台/百万円)もへこみました。現在が単価が元に戻っているかどうかですが、ほぼ戻っていると言ってよいと思いますが、後でより正確に検証します。上段の対世界輸出全体もはアメリカの比率が40%程度ありますので対米輸出の影響を大きく受けています。

対EUと対アジアです。対EUはグラフの印象としては台数、金額はやや右上がりに見えますが、単価は明確に右肩あがりになっています。アジアは1,5,8月以外の変化を感じません。
対米輸出と対EU輸出について、台数と金額の散布図を描いてみました。

一次回帰線からの乖離の仕方で単価の多寡を判断できますが、対米輸出は2025年4~7月の単価が明らかに低くなっていましたが、徐々に解消され2026年に入ってからはほぼもとに戻ったと見てよいのではないかと思います。
続いて自動車部品です。こちらは数量と単価のグラフとなっています。

自動車部品は、自動車とは少し違っています。単価についてみれば、対EU、対アジアが上昇、対米は微上昇で全体としては上昇となっています。対米の単価はもとに戻っていないように見えますので。これも数量と金額の散布図を描いて検証してみます。

自動車部品の対米輸出では、2025年4月以降2026年の5月に至るまですべて回帰線の下側に位置しておりまだもとの水準には戻っていないことになります。
輸出の場合、」日本からの輸出時点での金額になりますが、そこから運賃がかかって現地に運ばれ、現地通貨で販売されますので、本当の単価は現地通貨に換算しないとわからないことになります。今回はSkipしましたが、また為替面からの検証も行ってみたいと思います。