かんとこうブログ
2026.11.06
世界のTOP3の2026年第3四半期決算
日本企業ではそろそろ令和8年度上期決算(4~9月)が発表になりますが、海外では2026年第3四半期決算がすでに発表になっています。世界のTOP3塗料会社の決算をご紹介します。
Sherwin Williamsの第3四半期決算です。 PowerPoint Presentation
第3四半期は増収増益にはなりましたが、調整後のEBITDA比率ではいずれの部門も前年を下回りました。第1~3四半期の累計についても同様な傾向にあります。需要分野別の前年同期比については、前年比マイナスはDIYのみであり、総じて悪くありません。
続いてPPGです。3Q 2026 PPG Earnings Presentation

こちらは、工業用部門がやや苦戦しているものの、建築、航空、自動車補修、船舶重防、工業、包装は前年越えであり、前年を下回ったのは自動車新車と路面標示だけでした。全社としては、増収増益で、調整後のEBITDA比率も前年を超えています。
最後はAkzonobelです。 Investor update Q3 2026

こちらは第3四半期はあまり堅調ではありません。全体としても増収ながら調整後EBITDAでは前年比マイナスとなりました。第3四半期の需要分野別でも、前年超えは建築の東南アジアだけで、あとは自動車がわずかにプラスだけという状態でした。
何があっても盤石であったSherwin Williamsのペイント店グループ(北南米4000店の直営店を展開する同社の基幹ビジネス)でも部門利益率は前年を下回りました。なかなか世界の塗料会社も難しい状況のようです。