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かんとこうブログ

2026.07.22

業況観測アンケート6月の結果・・数量は前年同月並み

昨日、日塗工から業況観測アンケート6月分を受領しました。昨日中に組合員の皆様には結果をお届けしております。以下例月の補足データです。

昨年6月から今年6月までの需要分野別出荷金額の前年同月比一覧です。

注目された6月の数量ですが、5月に続き前年同月並みの99.2となりました。3月と4月は注文が殺到し、出荷数量が前年を超えましたが、5月に入り落ち着いたことの表われと考えられます。需要分野別の出荷金額では、自動車と木工が前月よりもダウンしましたが、それ以外はアップしています。また出荷金額はすべての需要分野で昨年を大きく上回っており、価格上昇が反映されたものと思われます。

業況観測アンケートと経産省確報を比較しますと、業況観測アンケートにおいて、4月以降金額と数量の前年比が乖離しています。価格上昇の影響とも考えられますが、経産省確報ではそうした乖離は5月時点までは見られていません。

業況と確報で金額どうし(左図)、数量どうし(右図)を比較した図を示します。金額では5月が、数量では4月が一致しません。ただし、3月以降は稀にみる混乱状態であったことを思えば、この程度の差異はあっても当然なのかもしれません。

需要分野ごとの前年同月比の累積値について2018年を起点として延々と計算し続けてきています。理論的にはこれが2018年の各月を100とした指数値になります。月によってかなり傾向が違うのですが、3月~6月では大まかに見てあまり傾向は変わりません。

3月以降に限れば、2026年は全般に好況と言えます。ただし、6月においては自動車が2018年よりも低い金額水準になりました。

数量については需要分野別の数値がありませんので、確報の資料のうち日塗工が推計している純出荷数量を参考にしています。月別の出荷数量(左図)で見ると2026年は、3~4月が中東不安による特需ともいうべき需要増があり過去8年と比べても中位の水準でしたが、5月は低位に戻りつつあります。平均指数値(右図)でも2024年の水準に戻っています。中東情勢不安のおかげで長期低落傾向に画止めがかかったというところですが、この先にはこの反動を予測せねばなりません。

最後の各月の純出荷数量の前年同月比の2018年を起点とした累積値の推移です。3月と4月は純出荷数量の前値同月比が跳ね上がりましたが、5月は横に寝ており、おそらく6月も5月同様に横ばいとなるものと思われます。

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