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かんとこうブログ

2026.10.20

9月度業況観測アンケート・・建築外装は天候不順もあり極度の不振

本日、日塗工より業況観測アンケート9月度調査結果を受領しました。例月のように補足データも踏まえてご紹介します。

昨年9月以降の需要分野別の前年同月比(金額)の一覧表です。

9月の建築外装は前年同月比(金額)は87.4という見たこともないような数値となり、天候不順(少晴多雨)により極めて不振でした。全体の金額では他の4分野が前年同月比を上回っていたため、辛うじて前年同月を上回りましたが、数量は前年同月比で883と振るいませんでした。

また4月以降気になっている数量と金額の乖離もそのままであり、経産省確報とも異なっています。

今年の4月以降で比較すると、業況観測アンケートでは金額と数量の前年比が乖離していますが、確報ではそのような傾向にはありません。そこで、業況観測アンケートと経産省確報の数値を、それぞれ金額どうし、数量どうしでグラフを描いてみました。

すると金額の比較では、業況アンケートの方がかなり高く、数量では逆に業況アンケートの方がやや低めになっていましたが、8月では業況が高めになりました。これまでは、こうした業況と確報の乖離はあまり見られなかったので気にしております。

本ブログではこれまで2018年の各月を100とした指数の推移で、各需要分野の動向を見ようと試みています。統計数値としては、前年同期比%の数値しかありませんので、毎年の前年同月比の数値を掛け合わせ累積していくしか分野別の推移を長期的に類推する方法がないのです。下のグラフは6月~9月までの推移ですが、多少の凸凹はありますが、傾向としては右肩上がりとなっています。9月は8月などと比べると比較的順調に来ていると考えられますが、ここへ来て建築外装が、2018年の水準を下回ることとなりました。この落ち込みが天候不順による一過性であることを祈りまます。

数量については、こうした需要分野別データがありませんので、全体の推移を経産省確報純出荷数量で調べています。

下左図は月別の順出荷数量を過去8年と比較していますが、イラン情勢不安の3月4月は一旦跳ね上がった出荷数量も次第に落ち着き、7月は以前の定位置であった過去8年の最低レベルにきていたのですが、8月は過去8年でも抜きんでて少ない量になりました。2018年を100とした指数値で見ても2026年1~8月の平均では81.8ともうじき80を下回りそうな情勢です。

最後に2018年以降の毎月に純出荷数量の推移です。8月の純出荷数量はとうとう8万トンを割ってしまいました。数値がグラフの縦軸目盛の下限を下回り、あわてて設定し直しました。

各月の推移を5~8月分だけ載せます。昨年8月はトランプ関税の影響もあり、純出荷数量が2018年の月平均を100とすると72.5までおちましたが、今年はさらに64.8まで落ちました。

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